第71番 弥谷寺
第七十一番札所 剣五山 千手院 弥谷寺(けんござん せいじゅいん いやだにじ)

弥谷寺について
弥谷寺は、古来より「仏の山」として崇敬を集めてきた弥谷山に建つ霊場です。 創建は約1300年前、聖武天皇の勅願により行基菩薩が天然痘の流行を鎮めるため堂宇を建立したことに始まります。 当時は八国まで見渡せる立地から「蓮華院八国寺」と呼ばれ、光明皇后により大方広仏華厳経が奉納されました。 寺宝として724年頃の経典が現存することからも、弘法大師の誕生(774年)よりはるか以前からの歴史を持つことが確認できます。 この寺の歴史において特筆すべきは、弘法大師との深い縁です。 大師は7歳(一説では9~12歳)の頃にこの山を訪れ、「獅子之岩屋」と呼ばれる岩窟で修学に励んだと伝えられます。 岩屋の右手奥にある経蔵から経典を取り出し、明星之窓からの光で昼夜を問わず学問に打ち込んだといいます。 その後、大同2年(807年)に再び修行した際、天から5本の剣が降下し金剛蔵王権現のお告げを受けたことから、山号を剣五山に改め、谷の多い地形にちなんで寺号を弥谷寺としました。 弥谷山は日本三大霊場の一つに数えられ、本堂下の水場横にある洞窟は神仏の世界への入口とされました。 現在も、修験者により刻まれた無数の摩崖仏が残り、水経木(真言を書いた木札)を洞窟に供え、山頂からの霊水で清めるお水まつりなど、古くからの信仰が継承されています。 寺は戦国時代に一度焼失しましたが、慶長5年(1600年)に再興。 現在は262段と108段の急な石段が続く参道脇に五輪塔が並び、首から上の病に御利益があるという洞地蔵尊を祀る大師堂など、霊山としての荘厳な雰囲気を今に伝えています。
- 創建
- 天平年間(729〜749)
- 開基
- 行基菩薩
- 宗派
- 真言宗善通寺派
- 御本尊
- 千手観世音菩薩
- 御真言
- おん ばざらたらま きりく
- 御詠歌
あくにんとゆきつれなんも弥谷寺
ただかりそめも良きともぞよき
- 住所
- 〒767-0031 香川県三豊市三野町大見70
- 電話
- 0875-72-3446
- 駐車場
- 無料 ※注意(40台 大型バス可)
- アクセス
- 霊場会サイト
- https://88shikokuhenro.jp/71iyadaniji/
- Wikipedia
- https://w.wiki/CCWQ






49分(3.6㎞)
